DELICIOUS COMPANY

exibition " tag "

建築・不動産・広告・映像・インタラクティブ・グラフィック・メカニック・メディアなど、様々な分野の若手の精鋭で構成されたクリエイティブユニット "DELICIOUS COMPANY" が主催した最初の展示会 "TAG"。

場所は東京のイーストサイド - 蔵前にある、借り手がなく空き家になっていた倉庫を、1ヶ月間不動産物件として賃貸契約し、展示会場として期間限定で開催しました。

自主製作による、要望や規制がないという状況下で、《まず、手を、足をうごかす。》という試みを行いました。アイデアをこねくり回すことに固執せず、まずは作ってから考える、普段の業務とは全く逆のプロセスで行う中での、《儚きスタディ》を愛でるための展示をおこないました。

タムラタダマサは、建築分野として参加し、「タンスインアテンション」 「粒子の壁」  「犯人」 その他全展示物のラインドローイングや製作、撮影、ディレクションを行いました。



「タンスインアテンション」

《前説》

"「タンスの角に足の小指にをぶつけた」という話は、聞き飽きた。

そろそろ次の関係があってもいい頃だと思った。"


《後説》

"「タンスの角に足の小指にをぶつけた」の《 X→Y 》関係性に《 X←Y 》を重ねることで《 X⇄Y 》が生まれる。

《 X⇄Y 》は、ダンスの際の相手とのやりとりと同じであり、

《 X→Y 》は、マネキンとダンスをしているようなものである。"


企画・製作・著作:高橋窓太郎/タムラタダマサ/元木たつや ( ttt' )



「粒子の壁」

粒子が同じベクトル方向に流れる事態が生み出す「現象→物質」の転換の妙を可視化した作品。

砂を粒子に見立て、天井の砂タンクの細い隙間から一列に落とし、落下密度が増すと砂の壁が現れる。

落ちた砂は観覧車の機構によって回転し、常にタンクに供給され、再び密度の一員になる。



「犯人」

椅子が壊れた状態のままになっており、その犯行現場の始終がカメラによって撮影されているという、映像と壊れたままの椅子のノンフィクション作品である。

ことの成り行きはこうだ。

《 ある男Xが「2分以内に椅子を作ってください」とA,B,Cに言った。Aはその辺にあった木材を丸ノコで切り、Bはノコギリでそれを整え、Cはそれらをビス打ちして組み立てた。3人は急いで完成させたかった。なぜなら、ものづくりとしてプライドを持っていたし、なにより素敵な女性Yがその姿をずっと見ていたからだ。なんとか117秒で完成したあと、後ろでその制作過程を傍観していた小太りのZがやってきて、椅子に腰掛けた途端、椅子が崩れ、壊れてしまった。》

ものが作られ、壊れる。という当たり前の成り行きが、当たり前ではなくなった現代の状況の中の「犯人」とは何なのか?



ドローイング & メイキング



" この展示は、自分たちが作品を並べる展示会場を探すところから始まっています。そして見つけだした僕らの美術館となる場所は、ギャラリーではなく、オフィスビル兼マンションの、ビルの地下倉庫です。展示するものは、造作家具がメインとなっています。

会場自体もそんな立場で聴いてみると、ギャラリーというより、もはやサーカスのテントに見えてきます。作品達の性格がアートのような、、だけどそれに集約されずに、ただ純粋に空間の規制、会話のやりとりの中でパフォーマンスする個性が集まった。そんな展示になるとおもいます。" 〜会期中コメントより抜粋〜

DELICIOUS COMPANY

半田悠人

田村匡將

高橋窓太郎

元木龍也

小林誠

中村そうし

木下真彩

竹田憲治